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サラリーマン/OLの給与に頼らない資産経営!サラリーマン/OL資産運用研究!

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サラリーマン/OLの株式投資

サラリーマン/OLだって会社からの給料にたよるだけではなく、自分で資産経営をしていく時代なのかなって感じています。
サラリーマンにとっても株式投資は資産を増やす有効な手段だと思っています。それには日々研究し、経験を積むことです!半人前投資家の私が偉そうなことを言ってしまいました(^_^;)

「給料なんて関係ないよ!」なんて言えたらすばらしいですね!
貸借対照表(B/S)をマスターしよう

財務諸表を学ぼう−目次
1.自分の財務諸表をつくろう 5.キャッシュフロー計算書をマスターしよう
2.会社の決算書を読もう 6.指標をマスターしよう
3.貸借対照表(B/S)をマスターしよう 7.企業の成長性を読む
4.損益計算書(P/L)をマスターしよう


企業の貸借対照表を読もう
では、ソニーの決算書を一緒に見ていきましょう。
まずは連結貸借対照表です。

下に実際の貸借対照表を示していますが、左に区分、その右に前年度の数値、右の欄に最新の数値が表記されています。基本的には前にみてきた「自分の」貸借対照表と同じで、資産の部負債および資本の部から構成されています。


連結貸借対照表
2004年度
2005/3/31
2005年度
2006/3/31
区分 金額(百万円) 金額(百万円)
(資産の部)

T 
流動資産
1 
現金・預金および現金同等物
2 
有価証券
3 受取手形および
売掛金
4 
退倒引当金
5 
卸資産
6 繰延税金
7 
前払費用およびその他の流動資産
流動資産合計

U 繰延映画製作費

V 
投資および貸付金
1 関連会社に対する投資および貸付金
2 
投資有価証券その他
投資および貸付金合計

W 
有形固定資産
1 
土地
2 
建物および構築物
3 
機械装置およびその他の有形固定資産
4 建設仮勘定
    1〜4の合計
5 
減価償却累計額
有形固定資産合計

X その他の資産
1 
無形固定資産
2 営業権
3 繰延保険契約費
4 繰延税金
5 その他
その他資産合計



779,103
460,202
1,113,071
△87,709
631,349
141,154
519,001
3,556,171

278,961


252,905
2,492,784
2,745,689


182,900
925,796
2,192,038
92,611
3,393,345
△2,020,946
1,372,399


187,024
283,923
374,805
240,396
459,732
1,545,880



703,098
536,968
1,075,071
△89,563
804,724
221,311
517,915
3,159,907

360,372


285,870
3,234,037
3,519,907


178,844
926,783
2,327,676
116,149
3,549,452
△2,160,905
1,388,547


207,034
299,024
383,156
178,751
501,438
1,569,403
資産合計 9,499,100 10,607,753
(負債および資本の部)

T 
流動負債
1 
短期借入金
2 1年以内に返済期限の到来する長期借り入れ債務
3 
支払手形および買掛金
4 
未払金・未払費用
5 
未払い法人税およびその他の未払税金
6 銀行ビジネスにおける顧客
預金
7 その他
流動負債合計

U 
固定負債
1 
長期借り入債務
2 
未払退職・年金費用
3 繰延税金
4 保険契約債務その他
5 その他

固定負債合計

V少数株主持分

W 
資本
1 
資本金
 子会社連動株式
 普通株式
2 
資本余剰金
3 
利益余剰金
4 累積その他の包括利益
 (1)未実現
有価証券評価益
 (2)未実現デリバティブ評価損
 (3)最小年金債務調整額
 (4)
外貨換算調整額
累積その他の包括利益合計

5 
自己株式
子会社連動株式
普通株式

資本合計



63,396
166,870
806,044
746,466
55,651
546,718
424,223
2,809,368


678,992
352,402
72,227
2,464,295
227,631
3,795,547

23,847



3,917
617,792
1,134,222
1,506,082


62,669
△2,490
△90,030
△355,824
△385,675


△0
△6,000

2,870,338



142,766
193,555
813,332
854,886
87,295
599,952
508,442
3,200,228


764,898
182,247
216,497
2,744,321
258,609
4,166,572

37,101




624,124
1,136,638
1,602,654


100,804
△2,049
△39,824
△215,368
△156,437



△3,127

3,203,852
負債および資本合計 9,499,100 10,607,753


≪資産の部≫
まずは、資産の部から見ていきましょう。
資産の部は大きく分けると
「流動資産」「固定資産」に分けられます。

流動資産は一言でいうと換金性の高い資産です。決算日後、1年以内に現金になる資産です。現金・預金有価証券、売掛金、そして棚卸資産、その他の資産などがこれに当ります。流動資産が多いということは短期の支払い能力が高いということになります。現金・預金については換金性が高いというのはわかりますよね。

売掛金というのは商品などを販売し、売った相手がすぐに現金を支払うことができずにツケで売った場合に計上する金額です。

売掛金とセットで
退倒引当金という項目があります。これは、売掛金を回収できなかった事態に備えてあらかじめ売掛金から差し引いておく金額です。そのためマイナスを示す△がついているのです。

棚卸資産とは売るための商品・製品のことで、まだ現金化されていない状態の資産です。短期の換金性という意味では現金や有価証券の方が上です。棚卸資産とは在庫・・・つまり売れ残りのことですから、できるだけ少ないほうがよいことになります。

その他の資産は前払費用や仮払い金などがこれに該当し、他の流動資産より少額であまり重要視されない資産です。

固定資産は逆に換金性の低い資産のことです。決算日より1年以上の長期にわたって資産として利用されるものです。固定資産は有形固定資産、無形固定資産、投資その他の資産からなります。

有形固定資産とは文字通り形の有る固定資産を示し、土地、建物、機械装置などがこれにあたります。

有形固定資産の中に減価償却とありますね。減価償却という言葉を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。これは時間が経つと減っていく資産価値を費用として計上したものです。例えば新車を買って中古で売るときには価格が半減しますよね。このように使用することで減っていく金額をマイナスつまりは△表示したものです。

無形固定資産は逆に形の無い固定資産を示し、特許権、商標権などです。

投資その他の資産は、会社が投資目的で保有する投資有価証券、長期貸付金などです。


では次に負債および資本の部を見ていきましょう。

≪負債の部≫
まずは負債の部から見ていくことにしましょう。
負債の部は
流動負債固定負債に分けられます。

流動負債は通常の営業活動で発生する費用や1年以内に支払い義務の発生する借金を計上します。

短期借入金、支払手形および買掛金、未払金、未払い法人税、預金が流動負債にあたり、短期間に返済しなければいけない債務を示します。この部分を見ることで資金繰りについて安全性を確認することができます。流動負債は主に
運転資金として使用されます。

この中でも特に
支払手形・買掛金などの仕入債務、有利子負債である短期借入金が特に重要視されます。事業が拡大しそれと比例して仕入債務が増えるのは問題ないのですが、事業が縮小しているのにもかかわらず仕入債務が増えるのは資金繰りが悪化している可能性があり、注意が必要です。

短期借入金は少なければ少ないほど安全であるいえます。問題は事業スケールの割りに多すぎないことが重要です。

固定負債は支払い義務が1年以上先にある借金のことです。
主に長期借り入債務未払退職・年金費用がこれにあたります。長期にわたって返済していく負債なので資金繰りの面では固定負債に比べて安全性が高いといえます。固定負債は主に
設備投資などに使われます。

≪資本の部≫
ではいよいよ資本の部です。繰り返しになりますが資本の部は
資産−負債で計算され会社の価値を示しますので特に重要な項目です。

資本の部は
資本金、資本余剰金、利益余剰金が主な要素ですが、この他に有価証券評価益、外貨換算調整額、自己株式といった項目があります。

資本金および資本余剰金は親会社が株主から調達した資金です。

利益余剰金は企業グループ全体が稼いだ利益の蓄積額から配当や役員賞与などを差し引いた金額ですから、企業グループの価値を示します。ソニーグループの利益余剰金は2004年度が1兆5千億円2005年度になると1兆6千億円と価値が上がっていることがわかります。

有価証券評価益は会社が保有する有価証券を時価で評価した場合の評価益を表します。

外貨換算評価額は海外に子会社などがある場合、日本の通貨に換算して評価する必要があります。為替レートが変動すれば差額が生じるわけですから、この差額を調整するための項目です。

自己株式とは自社発行株式を取得した金額を示すものです。決算上は取得した金額をマイナスとして計上します。


ここまでソニーの連結貸借対照表(連結B/S)を見てきたわけですがいかがでしょうか。だいぶ自信がついてきたのではないでしょうか?

実際の項目はたくさんあって目まいがしそうですが、投資家として抑えておくべき項目は限られているのです。