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株式投資では有望な銘柄を見つけることが大切です。私の考える有望な銘柄とは 「将来、予想以上の成長性が見込める銘柄=長期的に利益を伸ばす企業」 です。 有望な銘柄を見つけるには会社四季報は優秀なパートナーとなってくれます。
株価の変動要因は様々な要因がありますが、そのなかでも企業自身の業績などの直接的要因は最も重要です。「成長性が見込める企業」は将来、投資家も注目して「買いたい」と思うからです。 株価を決めるのは「投資家心理」であるともいえます。既に投資家が買いたいと思っている企業に投資しても、株価には反映されてしまっていますのでそれ以上の値上がりは(別の要因がない限り)見込めないでしょう。 だからこそ、期待以上の利益を上げてくれるような企業を探す必要があるのです。それが、「将来、予想以上の成長性が見込める銘柄」です。 会社四季報では、企業の業績に関する情報がぎっしり詰っています。 では、そのための会社四季報の活用法を見ていきましょう。
【業績予想修正の矢印】 会社の業績といっても今期の業績は株価にすでに反映されてしまっています。では、来期の業績でしょうか?これも、株式は将来の業績を見込んで買われていますので、来期の業績もすでに株価に織り込まれているのです。 株価の上がる企業は、「予想していた業績よりも大きな利益を生み出す会社」です。業績の「上方修正」が発表されると株価は上がります(場合が多いです)。 四季報には、今号と前号の業績予想を比べた時にどのようにう変化したかがすぐにわかるようになっている≪業績予想修正≫が掲載されています。これは、一つの指標として考えてよいと思います。 ≪業績予想修正≫は四季報の下のイラストに示すような企業欄のページ欄外に書かれています。
≪業績予想修正≫は【営業利益】の今号と全号で比較して、変動が一目でわかるように矢印で表記されています。矢印の見方は右上の表のようになります。 上向きの矢印は営業利益が予想より大きくなっていますので将来、利益増が期待できる企業です。一概には言えませんが、このような企業は今後も業績の上方修正を出してくる可能性がありますので、注目されます。
記事欄には、四季報編集部のコメントが書かれています。このコメントの中に有望な企業を探し出すキーワードがあります。 では、どんなキーワードを探せばよいのでしょうか? 【大幅増益】 上方修正と同じ意味でさらなる利益を生み出す企業は、投資家からも期待されます。 【続伸】 順調に業績を伸ばしている企業は、まだまだ伸びる可能性があると期待され投資かもよい印象を持たれやすいです。 【増益幅拡大】 前号と比べて、利益見通しが増えた場合に使われる表現です。利益が増え続ける期待感がもてるので、長期で見たときに伸びが期待できます。 【上振れ】 同じく、前号と比べて、利益見通しが増えた場合に使われる表現です。 【急回復】 利益が上昇方向に向かっているので、今後の業績が期待できます。 【増配】 配当は利益に応じて支払われるため、配当が増えてるということは利益が上向きであることが多いです。 【黒字化】 赤字から黒字に転換する企業はチェックしたいです。赤字であったために評価されていなかった企業は株価も安く評価されていることがあります。業務改善などで利益が伸びれば長期で見ると株価の上昇が期待できます。
【ROE】 ROE(株主資本利益率)は株主資本をどれだけ効率よく活用し利益を上げているかを見る指標です。 ROE=税引き後利益÷株主資本×100%で計算されます。 この数字が大きければ大きいほど、株主が投資したお金を上手に使っている優秀な会社であると見ることができます。 日本の企業ではこの数値の高いものはそれほど多くはありません。5%を超えていれば優秀な企業と見ることができるでしょう。 【時価総額】 時価総額は株式発行数×株価で計算されます。この時価総額が大きければ大企業、小さければ小企業であると考えてよいと思います。 時価総額の大きな企業は、値動きが比較的緩やかです。時価総額の小さな企業は大きな値動きをしますので慎重に投資しなければいけませんが、安値圏で買うことができれば大きな利益を期待できる魅力もあります。 【有利子負債】 有利子負債は利子の付く借金のことですが、この有利子負債が多い企業は注意が必要です。借金はあっても良いのですが、あまり多いと返済能力の欠如が疑われるからです。 【営業CF、投資CF】 営業CFと投資CFを使ってフリーキャッシュフローを計算します。 フリーキャッシュフロー(FCF)=営業CF-投資CF これは、企業が事業活動で生み出したお金を表し、また、企業が自由に使えるを表します。 この数値は原則大きい方が良いです。仮にフリーキャッシュフローが極端に少なかったり、マイナスになってしまうと、借入金の返済ができず、更なる借金をせざるを得なくなります。
【営業利益】 連結決算(一番左に「連」と表記されています)の場合は【営業利益】をまずチェックします。営業利益が今期より来期の予想で増えていることを確認しましょう。 【利益】 今期より来期の【利益】がどれだけ増えているかがキーポイントです。増える割合が大きければ大きいほど、投資家は注目し、株価は上昇します。 【1株利益】 1株利益は利益(純利益)を発行株式数で割った数値でEPSとも言われ、注目すべき指標の一つです。この上昇が大きければ株価上昇に直接結びつきます。 ≪株価指標に注目!≫ 【チャート】 ページの一番上には過去5年分の月足チャートが掲載されています。5年間分のチャートで現在の株価がどの位置にあるのかの把握ができます。 【実績PER】 ページの一番上のチャート欄には、過去5年間の高値の時の平均PER、安値の時の平均PERが掲載されています。 PER(株価収益率)=株価÷1株当利益で計算され、現在の株価の割安感をつかむのに使われる指標です。 PERが高ければ割高となり、低ければ割安感があることになります。過去の高いPERと低いPERを見ることで現在の割安感を位置づける参考となります。 PERは株価によって変わってきますので注意してくださいね。 【PBR】 PBR(純資産倍率)=株価÷1株当純資産で計算されます。 仮に会社が解散した時に株価と同じ額がもらえるのがPBR=1.0(倍)の時です。そのため、この1.0(倍)が目安になります。PBR<1.0であれば、解散した時に株価以上が戻ってくると考えられるからです。 しかし、PBR<1.0である銘柄は割安であると見れますが、PBR>1.0だからといって投資対象にならないかというとそんなことはありません。あくまでも目安と考え、「あまりにPBRが高い銘柄は要注意」と考えてみてみてください。逆にあまりにPBRが少ない銘柄は会社そのものに問題がある可能性がありますので注意しましょう。 このようにわずか1銘柄が1/2ページの内容ですがとても多くの情報が詰っています。この内容と得られる情報の価値を考えると、とても安いと思います。 有望な銘柄を手に入れるためにも「株式投資」に対する投資として考えてはいかがでしょうか。 「会社四季報」は使い方次第で強力な武器になるので、是非手元に置いておきたい1冊です♪
なかなか書店に行く時間がないという方は楽天ブックスのオンラインで買うことができます。1500円以上の買い物だと送料が無料ですので、時間とお金の節約にもなりますね♪ また、冊子タイプはかさばるのがイヤという方には、CD−ROM版の「会社四季報」あります。 値段は少し高めですが、スクリーニング機能が付いてるCD−ROM版ならではの使い方ができます。 ダウンロードした最新株価を使ってPER、騰落率の検索が可能です。また、検索条件を複数組み合わせたり、自分で計算式を設定しオリジナル指標の作成もできます。 業績推移などをグラフで表現でき、、活用の幅が広いです。
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