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| PSRについての解説 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
PSRは、Price to Sales Ratioの略で株価売上高倍率のことです。 PERやPBRがメジャーな指標として使われるようになって、PSRはあまり使われなくなりましたが、新興市場のIT企業など判断するの指標として再び注目されてきています。PSRが高ければ、企業への成長期待が高く割高感があることになります。 PSRの次のように計算されます。 年間売上高を株式総発行数で割ると、1株当り売上高になります。株価を1株当り売上高で割った数字がPSRで単位は(倍)です。また、この計算は時価総額を年間売上高を割った数値と同じ意味です
PSRは現在の株価が売上高の何倍まで買われているかを示します。新興市場では会社がまだ若いため、純利益を出せてない企業や資産の少ない企業が多くあります。そこでどんな企業でも必ず存在する売上高に着目するのです。 PERは、現在の株価が安いのか高いのかを計る指標として使われます。 つまり、PSRが低い企業は儲けの割りに株価が安いということがいえます。逆にPERが高い企業は儲けの割りに株価が高いということがいえます。 統計によると「過去の10年ごとに区切って低PSRの上位50銘柄のパフォーマンスを見ると大型株も小型株も好成績」というデータもあります。このときのパフォーマンスは他の株式指標を上回っています。(※) ≪では、PSRを一緒に計算してみましょう≫ ここでは、IT関連企業の中でも広告主と媒体社間をつなぐメディア・レップ業務を手掛けている企業を見てみましょう。広告主に対してインターネットを使った効果的な広告や広告スペースの販売を行っている新しいビジネススタイルの企業です。 (株価は2006年1月23日としてみます・・・ライブドアショックの時です) 東証マザーズに上場しているサイバー・コミュニケーションズ(4788)を見てみましょう。 サイバ・ーコミュニケーションズはネット広告のメディア・レップで首位の業績です。電通とソフトバンクの共同出資で設立された企業です。 まず、1株当り売上高を計算しましょう。売上高を株式発行総数で割って算出します。この際、売上高は今期の数字や来期の予想数字を使います。 2007年3月の予想売上高は51300百万円で株式発行総数は512,000株ですから、 1株当り売上高=5,130,000万円÷51.2万株=100,195円 PSRは、株価を1株当り売上高で割って算出します。 サイバー・コミュニケーションズの2006年1月23日の株価は453,000円ですから、 PSR=453,000円÷100,195円=4.52倍 となりますね。簡単ですよね♪ 次に、ヘラクレスに上場しているメディア・レップ2位のデジタル・アドバタイジング・コンソーシアム(4281)を見てみましょう。 2006年11月の予想売上高は4100百万円で株式発行数は240,000株ですから 1株当り売上高=4,100,000万円÷48.6万株=84,362円 デジタル・アドバタイジング・コンソーシアムの2006年1月23日の株価は204,000円ですから、 PSR=204,000円÷84,362円=2.41倍 となり、サイバー・コミュニケーションズの方がデジタル・アドバータイジング・コンソーシアムよりも高いPSRであることがわかりますね。この比較からサイバー・コミュニケーションズの方が高い基準まで買われていると考えることができます。 ※低PSR戦略について PSRは、割安感を見るための指標として使われますが、「ウォール街で勝つ法則」という著書の中では、低PSRの大型株に1951年12月に投資した1万ドルが1996年には385万ドルになり全体に投資した場合の159万ドルを大きく上回っているという統計があります。低PSRの小型株はさらに高い成績となっています。 この「ウォール街で勝つ法則」はアメリカ市場の過去から将来を判断する長期投資方法を見出すという視点で書かれています。もっとも有効な割安株の指標はPSRであると解説しています。興味の持たれた方は是非読んでみてください。
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